【クラシック】コンサートレポVol.5 松山でHIMARIさんを楽しむ。②
最近のできごと
2回/週にブログ更新をしたいと思いましたので、週の中日である水曜日にもブログのアップをして見ました。果たして、これが私の中で根付くかどうか分かりませんが、しばらく頑張ってみようと思います。
松山の地でHIMARIを楽しむ
前回のあらすじ
前回は公演前のランチについて書かせていただきました。大黒屋うどんは本当に美味しかったので、ぜひ食べに行って貰いたいものです。ただ、人気店ですので、多少の待ち時間は我慢してくださいね。私は次の機会があれば、釜めしを食べてみようと思います。さて、それでは公演の感想に参りましょうか。
PLAYリスト
チャイコフスキー:歌劇「オフゲニー・オネーギン」からボロネーズ
シベリウス:ヴァイオリン協奏 曲ニ短調 作品47 Vn:HIMARI
Allegro moderato
Adagio di molto
Allegro,ma non tanto
シベリウス:ヴァイオリン協奏 曲ニ短調 作品47 Vn:HIMARI
Allegro moderato
Adagio di molto
Allegro,ma non tanto
ソリストアンコール イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
Poco sostenuto-Vivace
Allegretto
presto
Allegro con brio
感想
シベリウス:ヴァイオリン協奏 曲ニ短調 作品47 Vn:HIMARI
正直ね、聞く前からドキドキしてたのです。ドキドキの理由は私の勉強不足。良く雑誌などに書かれている繊細かつ、詳細な曲の感想は書けないし、理解も出来ない。「そうなのかなぁ…。」なんて感じる程度なんですよ。
なので、以前から疑問として「私は様々な楽器のソリストが変わったとて、その凄さがわかるのだろうか?」なんて思っていたのです。なので、今回もHIMARIさんが凄いとしても凄いと感じることが出来るのかな?なんて考えていました。
そう言った意味でドキドキしてた。そして、颯爽と現れた天才バイオリニストHIMARI。うん、小っちゃい(笑)だって、まだ13歳なんですよ、彼女。しかし、13歳ながらカーティス音楽院に通い、数々のコンクールを総なめにし、ベルリン・フィルを始めとする著名な国内外のオーケストラと協演している。
そんな世界に認められた天才がなせる業か、小さいながらも、いで立ちはオーラめいたモノを醸し出していました。そして始まる演奏。もうね、息を吞むとはあの事でした。詳しく説明出来ないのがもどかしいのですが、本当に開いた口がふさがらなかった。
凄かったマジで。そして、第1楽章が終わった後にパラパラと聞こえる拍手(田舎あるあるです。)それを聞いて、間違えて私も拍手しちゃった。
( ゚д゚)ハッ! 違うわ!
本当にそれくらい呆然としてました。片田舎の演奏でこれならば、音響が整った環境で世界最高峰のオケをバックにしたらどのような演奏が聴けるのか。それを想像すると身震いしましたよ。うん、これは人気出るわ。凄いもん。(語彙が少なくて済みません。)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番
すんまそん。これはイマイチでした。先に演奏したシベリウスが凄すぎて霞んだ。上手いのは分かるんだけど、何だか練習風景を見せられているようで気持ちが乗りませんでした。
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
もう一つの楽しみであった”原田慶太桜”さん指揮のベートーヴェン。テレビで良く見かける人気指揮者なんですけど、生で聞くのは初めてでした。なので、楽しみにしていたんですよね。
その指揮は、ひと言でいうとアグレッシブ。情熱がはっきり見える素晴らしい指揮でした。人によっては嫌がる人も居るとは思いますが、私は好きでしたね。うん、ベートーヴェンは良くも悪くも情熱的でないと。
あとね、第一楽章の後に田舎あるあるで、また拍手が起こったんです。(遠慮がちに)そしたら、サッと振り向いて、「拍手しても良いんですよ!」と語りかけてくれました。何かそれが凄く印象的でした。その後は楽章ごとに拍手が起こる不思議な空間となったのだけど、これはこれで良かったです。
クラシックと言うと、様式ばるのにこだわる人も居ますが、私は音楽なので音が楽しめればそれはそれで良いと思います。なので、「拍手しても良いんですよ!」と語りかけてくれた原田さんにとても好印象を持ちました。
あとね、情熱的でしたけど、静かに聞かせる所はしっかり聞かせるメリハリの利いた指揮でしたよ。(赤い靴下も情熱的でした。)
まとめ
行って良かったと素直に思える素晴らしい公演会でした。うん、これだから生で聞くのは辞められない。HIMARIさんに関しては、チャンスがあれば愛媛とかに来て欲しいけど、ビッグスターやから地方で聞くのは難しくなるかも。なので、演目次第で大阪、東京への遠征も感げないといかん。
原田さんも人気者やからな~。次聞けるのは何時になることやら。何にせよ、かなり満足できた公演会でした。
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