コンサートレポ_Vol.2 ”宮田大”さんのチェロを楽しむ
今日のできごと
昨日の大雨が嘘みたいな快晴だった愛媛県。三連休という事もあり、様々な場所でイベントが行われたようです。しかしながら、松山市と今治市は過去に類をみない記録的な大雨だったので、あちらこちらに爪痕が残っている状況でした。(川の水が濁流と見違えるほど汚かったりね。)11月にこんな大雨とは…最近の天気って本当におかしいですよね。
ハイスタッフホールで宮田大さん
今回は10月に行われた宮田大さんのリサイタルの事を書きます。
写真はハイスタッフホールのエントランス。(変な写真ですまねえ。)宮田大さんをハイスタッフホールで見るのは、これで3回目になります。宮田大さんの生まれ故郷が香川県という事で、毎年、秋ごろにハイスタッフホールに来てくれています。
ハイスタッフホールは大きさこそ小さいですが、非常に音響の良い素晴らしいホール。昨年は、バイオリン奏者として有名なHIMARIさんなんかも来ましたから。リサイタルを開催するにはとても良いホールだと思うので、有名どころにも来て欲しいと思っています。(愛媛からも近いのでね。)
PLAYリスト
マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調より第2楽章
ドヴォルザーク:私にかまわないで 4つの歌曲 作品82 第1曲
R・シュトラウス:「明日」op27-4
サン=サーンス:「あなたの声に私の心は開く」~歌曲《サムソンとデリラ》
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
Ⅰ.序章
Ⅱ.セレナータ
Ⅲ.アリア
Ⅳ.タランテラ
Ⅴ.メヌエット・エ・フィナーレ
~休憩~
カプスーチン:チェロソナタ第2番
Ⅰ.ア・ピアチェーレ ー アレグロ・ノン・トロッポ
Ⅱ.インテルメッツォ:コモド
Ⅲ.アレグロ・アッサイ
~アンコール~
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏
村松崇継:神について思う僕のいくつかのこと
ドヴォルザーク:私にかまわないで 4つの歌曲 作品82 第1曲
R・シュトラウス:「明日」op27-4
サン=サーンス:「あなたの声に私の心は開く」~歌曲《サムソンとデリラ》
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
Ⅰ.序章
Ⅱ.セレナータ
Ⅲ.アリア
Ⅳ.タランテラ
Ⅴ.メヌエット・エ・フィナーレ
~休憩~
カプスーチン:チェロソナタ第2番
Ⅰ.ア・ピアチェーレ ー アレグロ・ノン・トロッポ
Ⅱ.インテルメッツォ:コモド
Ⅲ.アレグロ・アッサイ
~アンコール~
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏
村松崇継:神について思う僕のいくつかのこと
感想
リサイタルを聞きながら先ず素直に思ったのは、「僕が聞きたかったのはコレです。」という感想でした。このリサイタル前に聞きに行ったコンサートがあまり僕の好みではなかったので、本当に心から癒される感じを受けました。
今回のリサイタルのテーマは”時代”だと、宮田大さん自らがMCでおっしゃられていました。その言葉の通り、選曲されたのは古典から現代音楽まで。その選ばれた曲たちを、相棒であるジュリアン・ジェルネさんとまさに時代を感じさせながら聞かせるという素晴らしいリサイタルでした。
特に僕に響いたのが、カプスーチンのチェロソナタ第2番。正直、あまり聞いたの事のない楽曲だったのですが、ジャジーな雰囲気はピアノとチェロの掛け合いを存分に楽しめるものでした。ただ、この曲でさらに驚いたのは、ジャジーな雰囲気でアレンジ調に聞こえたのですが、すべてが譜面に記された演奏であること。(宮田さんがMCで解説してくれました。)
いやいや、あの自由な感じがすべて計画されていたモノだとは…。ただ、そのような曲だから、「演奏者同士に信頼がないと弾けないので難しい。だから、この曲はあまり演奏されないんです。」と言う事もおっしゃっていました。
もうね、とても満足なリサイタルでした。(僕が聞きたいのはこういう奴なのです。)来年も来てくれるのは確定したらしいので、来年のリサイタルも楽しみにしておきたいと思います。そして、毎年、必ず宮田大さんを呼んでくれる”株式会社総合開発”さん、来年以降も順調な売り上げを上げて呼び続けてくださいね。
今回の記事はここまで。次回の記事も楽しみにしてくださいね。
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